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書籍紹介

このたび、光文社新書から、「それ、パワハラです 何がアウトで、何がセーフか」が出版されました 。

新刊

書籍イメージ

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それ、パワハラです
何がアウトで、何がセーフか

笹山尚人/著

光文社  定価 777円(税込)

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パワーハラスメントは、「職場において、地位や人間関係で有利にある立場の者が、弱い立場の者に対して、精神的又は身体的な苦痛を与えることによって働く権利を侵害し、職場環境を悪化させる行為」と一般的に定義される。

労働局に「職場のいじめ・嫌がらせ」と分類される問題の相談件数は、約4万6千件。社会で急増する「パワハラ問題」への対策は、現在、日本社会で喫緊の課題となっている。

数多くの労働事件に携わってきた弁護士が、豊富な実例に基づき、その実態、法的な視点、具体的対策などに触れ、今後の社会のあり方を考える。

内容紹介

概 要

急増する社会問題の背景に何があるのか。
「言葉の暴力」「長時間労働」「退職強要」など、 パワハラの実例を中心に弁護士が解説。
管理職のみならず、ビジネスパーソン必携の一冊。

目次

  • はじめに
  • 第1章 言葉の暴力  ――― パワハラの典型例
  • 第2章 パワハラ判定の難しさ  ――― 「証拠」はどこにある?
  • 第3章 長時間労働はパワハラか?  ――― 「名ばかり管理職」事件
  • 第4章 そもそも、「パワハラ」「いじめ」とは何か  ―――  法の視点で考える
  • 第5章 パワハラのパターンT  ―――  労働契約を結ぶ際の嫌がらせ
  • 第6章 パワハラのパターンU  ―――  再び、言葉の暴力を考える
  • 第7章 パワハラのパターンV  ―――  仕事の取り上げ、本人にふさわしくない仕事の強要と退職強要
  • 第8章 「退職強要」をどう考えるか  ―――  「見極め」が肝心
  • 第9章  では、どうするか  ―――  問題を二つに分けて考える
  • 第10章  精神疾患を発症した場合の労災認定  ―――  文字に残すことの重要性
  • おわりに

著者紹介

笹山尚人(ささやまなおと) 1970年北海道札幌市生まれ。1994年、中央大学法学部卒業。2000年、弁護士登録。第二東京弁護士会会員。東京法律事務所所属。弁護士登録以来、青年労働者や非正規雇用労働者の権利問題、労働事件や労働運動を中心に扱い、活動を行っている。著書に、『人が壊れてゆく職場』(光文社新書)、『労働法はぼくらの味方!』(岩波ジュニア新書)、共著に、『仕事の悩み解決しよう!』(新日本出版社)、『フリーターの法律相談室』(平凡社新書)などがある。

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